サーフボードの選び方〜ミッドレングス編
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5フィート代のショートボードから、10フィートオーバーのロングボード、ガンに至るまで様々なスタイルのボードをプロデュースするクリス・クリステンソン。実は、世界中を見渡してもこのすべてをカバーするシェイパーは希であり、大抵はショートかロングどちらかに得意な分野があります。ということで、どのカテゴリーのボードを選んでも絶対的に調子が良い、間違いない、というのがクリステンソン・サーフボードとなります。ただそんな最高のボードをどう乗りこなすか、どう選ぶかはユーザー次第です。
一括りにサーフボードと言っても、現在は乗り手の好み、スタイルによって、チョイスされるデザインは様々です。長年サーフィンをやって来た方は自分がどんなボードをチョイスすればいいのかご存じかと思いますが、今回はここ日本でも人気のミッドレングスにフォーカスを当ててみたいと思います。
ミッドレングスとは、大まかに言うとショートボード以上、ロングボード以下のカテゴリーで、一般的に6ft後半から8ft前後のボードが当てはまります。ショートボードの方は、6ft後半から7ft前半のミッドレングスをチョイスすることで短い板では厳しい、小波やタルい波の日でも楽しめることになるでしょう。普段よりも一回り以上ボリュームのあるサイズの板をコントロールするには、小手先だけでない正確なレールワークが必要です。そのためミッドレングスを乗りこなすことにより、ショートボードをより上手く動かせるようになるのもメリットです。
一方、ロングボーダーの方は7ftから8ft前半のミッドレングスをチョイスすることで、サイズのあるときや波数が多いとき、より掘れたコンディションにも対応することができます。
現在、ショートボードでは、サーフボードのリッター数値がボード選びの一つとして一般的になっています。ただ、このリッター数値というのは長さ、幅、厚みなどのボリュームを数値化したものなので、アウトラインやロッカーのバランスで浮力は全く変わります。クリステンソン・サーフボードではリッター数値を提供していないのですが、その理由はミッドレングス、クラシックロングボードではこの数値があまりボード選びの指針にはならないからです。そのため、当サイトでのボード選びには、従来通りの長さ、幅、厚みが基本となります。国内で販売されているクリステンソン・サーフボードは、日本のユーザー、日本の波のコンディションを念頭に置き、オーダーしているものになります。
もしボード選びについて分からない場合は、チャットやお問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。