
2025年・クリステンソン来日限定ハンドシェイプ
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去る2月末、今回で実に39回目の来日を果たしたクリス・クリステンソン。初めて日本に訪れたのは1997年、自身のブランドを立ち上げる前は年に数回、北千葉にあるファクトリーを訪れ、シェイプをこなしていたこともあるそう。以後も毎年のように来日したことにより、全国各地の波にも精通し、ユーザーの嗜好や数々のファクトリーでの経験もインプットしてきました。
今回は2週間に渡る長期滞在で、ニセコのパウダーでスノーサーフを楽しむだけでなく、ユーザーやディーラーの強いリクエストもあり、前半1週間のスケジュールで50本の限定ハンドシェイプを敢行。ここ数年はアメリカ東海岸やハワイなど、ごく限られた地域に出向いて、現地のファクトリーでシェイプを行っています。ただ、日本でとなるとこれだけのまとまった数をこなすのは数年ぶりとなり、この来日シェイプは大変貴重なものになりました。

これらはクリス本人がスタートからフィニッシュまでを手がけ、一切他人の手を加えていない正真正銘のハンドシェイプです。もちろん素材もカリフォルニア産と同じブランクスを使用し、クロスのオンス等も指示どおりに再現。その仕上げはクリスが実際にチェック、時に個々のアドバイスをして完成のお墨付きを得た国内最高水準を誇るファクトリーによるものです。これまでの自身の経験から、元々日本のクラフツマンはとても優秀で、グラッシングの技術も素晴らしいと言っていたクリスですが、今回のファクトリーはその中でもベストだとコメントしています。

実際われわれが仕上がってきたボードをチェックしたところ、そのクオリティは非常に秀逸で、カリフォルニア製と比べても遜色のないものであると、日本のユーザーに自信を持ってお届け出来るものです。すでに限定ハンドシェイプは販売を開始しており、またこれからユーザーやディーラーからのオーダー分を抜くと、残りわずかとなります。皆様ももし手にする機会がありましたら実際にボードのクオリティをチェックしてみて下さい。見た目だけでなく、実際に乗って調子が良いのは間違いありません!
最後になりますが、世界的な物価高、また原材料価格の高騰により、年々値上がりを続ける輸入サーフボードですが、クリステンソンもご多分に洩れません。ただ今回の来日限定シェイプは輸入送料、関税等がカットされ、価格面においても大変魅力的になっています!!
